人を主語にする形容詞

人を主語にするとはどういうことか

形容詞が動詞の補語として叙述用法として使用される場合、主語が人だけの形容詞が存在する。

形容とは物事の姿・性質・ありさまなどを言い表すことと定義される。

となると人のみを形容する言葉は、喜怒哀楽など人間特有の感情、心理状態を形容する言葉が考えられる。

例えばhappy

The boy was happy to be reunited with his mother.
その少年は母親と再会できてうれしかった。

table is happyとかtea is happyとかhorror is happyは言えない
(言えないことはないが意味不明)

また
It was happy for the boy that he was reunited with his mother.
というような、
少年が母親に再会できたこと>がうれしい状況だったというような文ができそうだが不可。

なぜなら、
happy
はあくまで人の気持ちを叙述で表現する言葉で、状況の説明には使わないから。

例えば
lucky
のような状況の説明に使える単語であれば、

It was lucky for the boy that he was reunited with his mother.
少年が母親に再会できたこと>は幸運だった。
のような文ができる。



叙述用法としては人のみが主語だが限定用法では人以外でも使える

叙述用法として使用される場合には、主語が人だけの形容詞でも前から定義する限定用法では人以外も形容できる。

How do you find your happy place?
あなたはどうやってあなたが幸福を感じる場所を見つけますか?

The concert ended on a happy note.
コンサートは明るい雰囲気で終わった。


主な人を主語にする形容詞

angry
ashamed
delighted
disappointed
excited
furious
glad
happy
pleased
proud
sorry
surprised
thankful

これらの単語は叙述用法では人間の感情、精神面のことを述べるのみで状況、状態の説明はできない、